ネットはやっぱりゴミ溜めか?

最近,手汗(手掌多汗症)の対処に関する問合せが多く,
それも,すぐにお返しできるような内容のメールでもないことが多いため,
ネット検索を必死にやってる毎日なのですが,そこで思うことがあります.

ネットにある手汗情報にはゴミが多すぎる!!

役に立ちそうもないものが目立つし,医療情報の孫引きは止めてくれ~
記事を書かれる方,出来る限り「出典」を明記してください.
それに手術(ETS)や美容整形の広告が,やたらと目につきます!その広告を載せてるあなた.
本当に手汗のことが解っているの?手汗の心の痛みは感じられるの?
..お見苦しい私の心の叫び..ごめんなさいでした..m(__)m

7月3日の日経新聞 5面.
アスキー創立者・西 和彦氏のインタビュー記事が載っています.
一般の人が、普通の患者が、何を信じていいのかわからないという場面が多すぎると感じています…(略)…医師や薬剤師、行政などこの道のプロたちがよかった例、悪かった例を含めてもっと情報をわかりやすく開示すべきです。薬か食品かといった境界領域もあるでしょうが、『この分野は自分の責任範囲ではない』などという言い訳は利かないと思います。医師免許を持っているということは人を救うという責任を負っているということでもあるはずです。
西さんがいま,このようなところに興味を持っておられるということは,
この先,インターネットを通じた医療情報の開示,提供が,どう変わっていくのか,
大いに楽しみなところではあります.

そして,インタビュアーのコメント.
医師と患者は対当の関係ではない。苦しみと不安のなかで患者は、圧倒的な専門知識を持つ医師の言いなりにもなりかねない。…(略)…医療関係者による徹底した医療情報の開示を求めていきたい。
と締められています.

最近の多汗症手術の広告記事は,やっぱり問題ではないでしょうかね.
前にも,ここに書きましたけれど,
みなさんも,ゴミ情報の溢れるネットの中から,
うまく自分に合った情報を見つけ出してくださいね.
そして,私のガイドが,みなさんに少しでもお役に立てれば幸いです.

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    Excerpt: いまから5年も前の文章ですが,まだまだ使える気がして, ここにご紹介することにしました. Weblog: ここからぶろぐ racked: 2006-07-15 11:15